「教員を辞めたら、収入はどのくらい減るの?」
「その収入で、本当に生活していけるの?」
辞めたいと思っても、ここが不安で動けない人は多いと思います。私もそうでした。
今日は、我が家のリアルなお金の話を、正直に書きます。きれいごとなしで、収入がどうなって、どうやって成り立っているのか。同じ不安を抱える方の参考になればうれしいです。
正直に言います。収入は「4分の1」になりました
まず、結論から。
教員を辞めて、私個人の収入は——ざっくり4分の1くらいに減りました。
数字だけ見ると、ぞっとしますよね。安定した公務員のお給料が、4分の1。普通なら、パニックになる変化だと思います。
でも実は、私はそんなに慌てませんでした。なぜなら、この収入減は、完全に「想定内」だったからです。
なぜ「想定内」だと言い切れたのか
慌てなかった理由は、シンプルです。辞める前に、数字で確かめていたから。
- 家計を見直して、夫の給料だけでもやっていけることを試算済みだった
- 足りない分は、退職金を充てる計画を立てていた
「なんとなく大丈夫そう」ではなく、「この収入なら、この支出で、これだけの期間もつ」と、数字で把握していた。だから、収入が4分の1になっても、地に足がついていられたんです。
お金の不安って、“正体が分からないから”こわいんです。数字にして正体を見てしまえば、意外と冷静になれます。
「これやっといてよかった」支出の見直し
辞めたあと、しみじみ「準備しておいてよかった」と思ったのが、退職前にやった家計改善です。
- 保険を見直し(5本以上の保険 → 夫婦の収入保障のみに)
- 格安SIMに変更
- 住宅ローンの借り換え
これで固定費がしっかり下がっていたから、収入が減っても耐えられました。
さらに大きかったのが、負債を先に減らしていたこと。夫の奨学金、太陽光ローン——これらを完済して、今残っている借金は住宅ローンだけです。(正直、これは大きいですが…!)
「収入を増やす」より先に、「出ていくお金を減らす」。 これを辞める前にやっておいたのが、本当に効きました。
お金は減った。でも「増えた」ものがある
正直に言うと、収入は減りました。でも私は、今の状態に納得しています。
なぜなら、お金と引き換えに、増えたものがあるから。
- 時間が増えた
- 子どもとの時間が増えた
- 追われない、心の余裕が増えた
そもそも今は、働く時間そのものを短くしています。だから収入が減るのは、当たり前。「今は種まきの時期」と割り切って、これから少しずつ伸ばしていくつもりです。
減った収入を嘆くより、増えたものの価値を、見ているつもりです。
焦らなかったのは「貯金」があったから
もう一つ、大きかったこと。辞める前から、コツコツ資産形成をしていたことです。
貯金があったから、収入が減っても焦りませんでした。「最悪、しばらくは大丈夫」という土台があると、人はこんなにも落ち着いていられるのか、と実感しました。
NISAやiDeCoなど、使える制度は使う。派手なことはしていませんが、少しずつ積み上げてきたものが、辞めるときの大きな安心になりました。
(※NISA・iDeCoなどの資産形成は、メリットも注意点もあります。始めるときは、ご自身で調べたうえで、無理のない範囲で。お金の大きな判断は、必要なら専門家にも相談してくださいね。)
おわりに
教員を辞めて、収入は4分の1になりました。でも、我が家は成り立っています。
その理由は、才能でも運でもありません。辞める前に、一つずつ準備していたからです。
- 家計を数字で把握する
- 固定費と負債を減らす
- 貯金・資産形成の土台を作る
この準備さえあれば、収入が減っても、必要以上にこわがらなくて大丈夫。お金の不安は、”見える化”と”準備”で、ちゃんと小さくできます。
「収入が減るのがこわくて動けない」——そんな方は、まず辞めたあとの家計を、数字にしてみるところから始めてみてください。
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