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「教員を辞めたら、家で働けたらいいな」
そう思って始めたのが、Webライターでした。でも、最初の月の収入は500円。応募しても落ちてばかりで、何から手をつければいいのか分からなかったんです。
- 未経験の元教員でもできるのかという不安
- 何から始めればいいのかという迷い
- 講座を受けないと無理なのかという疑問
- 子育てしながら続けられるかという心配

文章を書くのは好きだけど、仕事にできるのかな…。

講座なしでも始められますよ。順番さえ分かれば大丈夫です。
結論から言うと、Webライターは、講座を受けなくても始められます。ただし、すぐには稼げません。私も、記事の仕事をもらえるようになるまでには、時間がかかりました。
- STEP1 クラウドソーシングに登録
- STEP2 小さな仕事で流れを覚える
- STEP3 なんでも手を上げてみる
- STEP4 記事修正の仕事で構成を知る
- STEP5 応募文を相手に合わせる
- STEP6 本と添削で書く力を磨く
- STEP7 得意な分野に絞る
この記事では、子育て中に教員を辞めた私が、500円から記事の仕事にたどり着くまでにやったことを、順番にお伝えします。
始める前に知っておくこと

まずは、Webライターを始める前に知っておきたいことからお伝えします。
Webライターは、パソコンがあれば家で始められる仕事です。特別な資格もいりません。ただ、「誰でもすぐに稼げる」というものではないことも、最初に知っておいてほしいんです。
ここでは、Webライターの仕事の中身と、始める前の心構え、そろえておきたいものを紹介します。私の最初の月の話も、正直に書きますね。
文章を書いて納品する仕事
Webライターは、インターネットにのせる文章を書いて、依頼した人に届ける仕事です。
お店やサービスを紹介する記事、暮らしに役立つ情報の記事など、書くものはさまざまです。仕事は、企業とライターをつなぐ「クラウドソーシング」というサービスで探せます。
すぐには稼げない前提で始める
最初にお伝えしたいのは、すぐには稼げないということです。
私の最初の月の収入は、500円でした。そこから半年ほどは、ほとんど稼げない時期が続きました。「すぐに稼がないと生活できない」という人には、おすすめしにくいのが正直なところです。くわしい体験は、教員から在宅ワークへ|Webライターを始めて最初の月の収入は500円でしたに書いています。
パソコンとAIがあれば始められる
そろえるものは、それほど多くありません。
私は、教員を辞める前から使っていたMacで始めました。今は、ClaudeやChatGPTといったAIも使っています。書いた文章が伝わるかどうかを相談できる相手がいるのは、とても心強いです。
作業時間は1日5時間から
私が作業していたのは、子どもたちが学校と幼稚園に行っている間の、1日5時間ほどでした。
特別な工夫をしたわけではありません。その時間でできるぶんから始めました。子育て中でも、使える時間に合わせて進められるのは、在宅の仕事のいいところです。

最初から長い時間はいりません。できる時間から始めましょう。
登録とプロフィール

ここからは、私が実際にやった7つのステップを、順番に紹介していきます。
STEP1は、仕事を探すサービスへの登録と、プロフィールづくりです。プロフィールは、仕事を頼む人が最初に見る「自己紹介」のようなもの。ここを整えておくと、応募したときに読んでもらいやすくなります。
私がどんなことを書いたのか、アイコンをどうしたのかも、あわせてお伝えしますね。

クラウドワークスに登録する
教員を辞めて、私がまずやったのは、クラウドワークスへの登録でした。
クラウドワークスは、仕事を頼みたい人と、仕事を受けたい人をつなぐサービスです。登録は無料で、メールアドレスがあればすぐに始められます。誰かに相談したわけでもなく、まずは有名なところに登録してみた、というのが最初の一歩でした。
プロフィールに元教員と書く
プロフィールには、「元教員」と書きました。
教員だった経験は、それだけで人柄や信頼につながることがあります。子どもや保護者と話してきたこと、分かりやすく伝える工夫をしてきたことなど、教員時代のことも自己紹介に入れておくのがおすすめです。
アイコンはイラストでもいい
プロフィールのアイコンは、AIで作った動物キャラクターのイラストにしました。
顔写真を出さなくても、仕事はできます。やわらかい雰囲気のイラストなら、親しみやすさも伝わります。身バレが気になる人は、イラストのアイコンから始めてみてください。
小さな仕事で流れを覚える

STEP2とSTEP3は、小さな仕事で、仕事の流れを覚えることです。
登録したばかりのころは、実績がありません。いきなり大きな仕事に応募しても、なかなか選ばれないんです。だからこそ、まずは小さな仕事で「応募から納品まで」の流れを体で覚えることが大切でした。
ここでは、私の最初の仕事と、そこから2〜3か月目にやったことをお話しします。
1件5円のアンケートから
私が最初に受けた仕事は、1件5円のアンケートでした。
正直に言うと、書く力が身につく仕事ではありません。それでも、仕事に申し込んで、やりとりをして、終わらせるまでの流れを知るには十分でした。
応募から納品までの流れ
小さな仕事でも、流れは大きな仕事と同じです。
- 仕事を探して応募する
- 依頼した人とやりとりする
- 書いたものを納品する
- 確認してもらって完了
この流れを一度経験しておくと、次の応募で迷わなくなります。いきなり大きな仕事に応募していたら、たぶん私は手が止まっていたと思います。
2〜3か月目はなんでも手を上げる
2か月目、3か月目は、とりあえずなんでも手を上げてみました。
自分に向いているかどうかは、やってみないと分かりません。気になった仕事には、どんどん応募しました。結果は落ちてばかりでしたが、その経験が、次のステップにつながっていきました。

落ちてばかりだと、心が折れそうです…。
記事修正で構成を知る

STEP4は、記事を直す仕事で、記事の組み立て方を知ることです。
私が初めてもらえた「記事」に関わる仕事は、ゼロから書く仕事ではなく、すでにある記事を直す仕事でした。地味に見えるかもしれませんが、この仕事で学んだことは、とても大きかったんです。
ここでは、記事を直す仕事の中身と、そこで見えたことをお伝えします。
マニュアルに沿って直す仕事
その仕事は、何人かのライターに割り当てられた記事を、マニュアルに沿って直していくものでした。
どこをどう直すのかは、マニュアルに細かく書かれています。それを見ながら、1本ずつていねいに直していきました。
記事の構成が見えた
いちばんよかったのは、記事の「構成」を見られたことです。
見出しの並べ方や、どこに何を書くのかといった、記事の組み立て方が分かりました。人が書いた記事をたくさん見ることが、自分が書くときの土台になりました。
チームで働くライターの立ち位置
もうひとつの発見は、チームで仕事をするしくみです。
マニュアルを整える人や、全体を管理する人がいて、ライターはその中で記事を担当しています。ライターがどんな立ち位置で働いているのかが見えたことで、仕事の進め方のイメージがわきました。

直す仕事は、記事の組み立て方を学べるチャンスですよ。
応募文は相手に合わせる

STEP5は、応募文を、相手に合わせて書くことです。
私は、50件ほど応募して、面接に進めたのは3件。そのすべてで落ちました。返事が来ないことも、当たり前にありました。ふり返ってみると、応募文の書き方に大きな原因があったんです。
ここでは、落ち続けていたころの応募文と、変えてからの応募文のちがいをお伝えします。

できることを並べるだけでは落ちる
落ちていたころの応募文は、自分にできることを並べただけのものでした。
「文章を書くのが好きです」「教員の経験があります」と書いても、相手には「それで、うちの仕事にどう役立つの?」が伝わりません。自分では100点のつもりでも、相手から見ると足りなかったんです。
相手のどこに役立つかを書く
変えたのは、相手のどこに役立てるのかを書くようにしたことです。
たとえば、子育ての記事を書く仕事なら「子育て中の母として、読者の気持ちが分かる」。自分の経験が、相手の仕事のどこに役立つのかを、具体的に書くようにしました。
案件ごとに書き直す
そして、応募文は案件ごとに書き直しました。
同じ文章を使い回すと、相手には分かってしまいます。手間はかかりますが、1件ずつ相手に合わせて書くほうが、結果的に近道でした。応募や面接で落ちた話は、クラウドワークスの面接に3回落ちた話|原因は実績不足ではなく「公務員マインド」でしたにもくわしく書いています。
本と添削で書く力を磨く

STEP6は、書く力を磨くことです。
私は、ライター向けの講座は受けていません。そのかわり、本やYouTubeで学び、先輩ライターに文章を見てもらいながら、少しずつ力をつけてきました。お金をかけなくても、学ぶ方法はたくさんあります。
ここでは、私が実際にやってきた学び方を4つ紹介します。今も続けているものばかりです。
沈黙のWebライティングで基礎
いちばん役に立った本は、『沈黙のWebライティング』です。
Webの文章の書き方を、物語を読むように学べる一冊。検索で読まれる記事の考え方が分かるので、はじめての人にもおすすめです。
YouTubeで先輩ライターに学ぶ
YouTubeで、ライターさんの動画を見て勉強もしました。
仕事の取り方や、書き方のコツを、実際に働いている人の言葉で知ることができます。すきま時間に見られるのも、子育て中にはうれしいところです。
ライターの集まりで添削を受ける
自分で書いた文章は、自分ではなかなか直すところが見えません。
そこで、ライターの集まりを探して、先輩に文章を見てもらいました。人に読んでもらうと、自分では気づけなかったクセが分かります。今も、週に1回の添削を続けています。
クライアントの意見を積み重ねる
仕事を頼んでくれた人からの意見も、大切な学びです。
「ここはもう少し短く」「この言葉は使わない」など、もらった意見は、次の仕事でかならず生かすようにしました。コツコツ積み重ねることで、少しずつ直される場所が減っていきました。

講座を受けなくても、学べることはたくさんあるんですね。
得意な分野に絞る

最後のSTEP7は、得意な分野に絞ることです。
なんでも応募していた時期を経て、私は少しずつ「自分に合う仕事」が分かってきました。得意なことに絞ると、応募文にも説得力が出て、仕事も選ばれやすくなります。
ここでは、私が絞りこんだきっかけと、教員の経験が生きた場面をお話しします。
なんでも応募をやめる
ある時期から、なんでも応募するのをやめました。
「ライター」の仕事に絞って、記事を書く仕事、記事を直す仕事に応募するようにしたんです。やる仕事を決めると、学ぶことも決まって、力がつくのが早くなりました。
取材ライターという転機
大きな転機になったのは、地域のWebメディアで、取材ライターの仕事をもらえたことでした。
お店や人のところに行って話を聞き、それを記事にする仕事です。取材の仕事が、私にはいちばん合っていました。「書く」だけでなく「聞く」ことも好きだと気づけたのは、やってみたからこそです。
教員経験が生きる場面
取材をしていると、「話しやすいですね」と言われることがあります。
子ども、保護者、地域の方。教員時代は、立場も年齢もちがう人と毎日話していました。相手が話しやすいように聞く力は、そのころに身についたのかもしれません。教員の経験は、思わぬところで生きてきます。

教員時代の経験は、きっとどこかで役に立ちますよ。
Webライターのよくある質問

最後に、Webライターを始めることについて、よく聞かれる疑問にお答えします。
Webライターの働き方は、人によってさまざまです。ここで紹介するのは、私の体験と一般的な内容です。自分の状況に合わせて読んでみてくださいね。未経験でもなれるのか、講座は必要なのかなど、迷いやすいことを6つ選びました。
未経験の元教員でもなれる?
なれます。Webライターに資格はいりません。私も未経験から始めました。教員として「分かりやすく伝える」経験をしてきたことは、強みにもなります。
パソコンはどんなものが必要?
文章を書いて、インターネットが使えるパソコンがあれば十分です。私は、教員時代から使っていたMacで始めました。スマホだけでも書けますが、長い記事はパソコンのほうが進めやすいです。
講座は受けたほうがいい?
かならず必要というわけではありません。私は講座を受けず、本やYouTube、先輩の添削で学びました。お金をかける前に、まずは本と小さな仕事から始めてみるのがおすすめです。
最初はどのくらい稼げる?
人によって大きく違います。私の場合、最初の月は500円で、そこから半年ほどはほとんど稼げませんでした。生活の土台を確保したうえで、時間をかけて育てていく気持ちで始めると続きやすいです。
教員のうちに始めてもいい?
公立学校の先生は、原則として許可なく副業ができません。在職中は、本で学んだり、文章を書く練習をしたりする準備までにしておきましょう。副業のルールは、教員は副業できる?許可のしくみと、選択肢を知っていた私が折れずに済んだ話にくわしく書いています。
AIを使って書いてもいい?
仕事によってルールが違うので、まずは依頼した人に確認しましょう。私は、AIを「書いたものが伝わるか相談する相手」として使っています。AIの上手な使い方は、ChatGPTなどのAIで自己分析するコツ|大事なのは「質問」より「最初の設定」でしたも参考にしてください。
まとめ|500円からの一歩

Webライターは、講座を受けなくても始められます。大事なのは、小さな仕事から一歩ずつ進むことです。
- STEP1 登録とプロフィール
- STEP2・3 小さな仕事で流れを覚える
- STEP4 記事修正で構成を知る
- STEP5 応募文は相手に合わせる
- STEP6 本と添削で書く力を磨く
- STEP7 得意な分野に絞る
最初の月が500円でも、続けていれば、記事の仕事にたどり着けます。まずは登録して、プロフィールを書くところから始めてみてください。

500円からでも大丈夫。一歩ずつ進んでいきましょう。
Webライターを始めた最初の月のことは、教員から在宅ワークへ|Webライターを始めて最初の月の収入は500円でしたに、フリーランスになるまでの流れは、教員からフリーランスになるまでの全ステップ|元小学校教師の体験談にまとめています。

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