教員を辞める前にやるべきこと【体験談チェックリスト】

教員やめるまでにすること 退職を決めるまで

「教員を辞めたい。でも、何から手をつければいいの?」

退職を考え始めると、気持ちの整理だけでなく、手続きも気になってきますよね。私自身、辞めると決めてから「え、こんなにやることあるの?」と戸惑いました。

そこで今日は、私が実際に退職するまでにやったことを、チェックリスト形式でまとめます。同じ場面に立つあなたが、「これを見れば大丈夫」と思えるように書きました。

辞める前にやることリスト

まず全体像です。私がやったことは、ざっとこれだけでした。

・校長に退職の意思を伝える(遅くとも11月の人事異動調査まで)
・退職届を書く(私はなぜか3月にもう1回書きました)
・異動調査書で「退職」を選んで記入
・退職金の受け取り口座の書類を記入
・履歴書の記入
・互助会への連絡(事務の方がしてくれる場合も)
・学校生協への連絡(同上)

「うわ、多い…」と思ったかもしれません。でも大丈夫。ほとんどは事務の先生が準備してくれて、私は署名するだけでした。一つずつ見ていきますね。

① 校長に退職の意思を伝える

最初の一歩は、やっぱりこれです。私は夏の校長面談で「転職を考えています」と伝えました。

校長からは、「遅くとも11月の異動調査までに意思を固めれば間に合う」と教えてもらいました。

※このとき私がどんな気持ちで、どう切り出したかは、別の記事にくわしく書いています。
「管理職に退職を伝えた日のこと」

② 退職届を書く

書類は事務の先生が用意してくれて、私は署名しただけでした(同じものを2枚)。それを事務の先生に提出します。拍子抜けするくらい、あっさりでした。

③ 異動調査書で「退職」を選ぶ

私の地域では、11月末に異動調査書の記入があります。ここで「異動」ではなく「退職」に丸をつけます。

退職の理由は「他の職業を希望するため」と書きました。何と書けばいいか校長に聞いて、言われたとおりに記入すれば大丈夫です。

④ 事務室に出す書類(退職金・保険など)

11月ごろ、退職金にまつわる2枚の書類を書きました。
・退職金が入る口座の記入
・退職金受取に関する申告書

(私は結婚で名字が変わっていたので、戸籍謄本も一緒に提出を求められました。)

1月には、履歴書と健康保険の書類を記入します。退職後も2年間は今の保険を継続できますが、

※保険をどうするかは、人によって最適解が違います。パートナーの扶養に入る/新しい職場の保険/今のものを継続——我が家は自営業を始める予定なので、収入が上がるまではパートナーの扶養に入ることにしました。ここはお金に関わる大事な判断なので、自分の状況に合わせて、必要なら専門家にも相談してくださいね。

⑤ 方針の再確認(講師どうする?問題)

年明け、校長が教育長面談に出る前に、意向の再確認がありました。よく聞かれるのがこれです。

・次の仕事は考えているのか
・講師をするつもりはないのか

教員不足なので、教育長からはほぼ必ず「講師なら…」と聞かれるそうです。私は「今はその予定はありません」と伝えました。ここは正直に答えてOKです。

退職金って、いくらもらえるの?

気になる退職金。計算式はこうです。

退職金 = 給料月額(給料+教職調整額)× 支給率 + 退職手当調整額

・教職調整額:給料の約4%
・支給率:各県の退職支給率を確認
・退職手当調整額:定年退職者のみ(早期退職は対象外)

正直、ぬか喜びは禁物です。私は「もらえたらラッキー」くらいに構えていました。あと、忘れがちですが退職後に住民税の支払いもやってきます。ここは要・心の準備です。

細かいお金も、もらい忘れに注意

互助会から、退職者向けのお知らせが来ることがあります。

・預かり積立金
・会費積立金
・リフレッシュ助成

こういう細々したお金が入る可能性があります。だから「もう使わないから」と口座を即解約せず、退職後半年くらいは残しておくのがおすすめです。

私が「辞める」と決断できた3つの理由

最後に、手続き以上に大事なことを。私が退職を決断できたのは、この3つがそろったからでした。

  1. どんな働き方をするか、見当をつけられた
  2. 生活防衛資金(もしものときのお金)がたまっていた
  3. もしものときは復職もできる、と思えた

逆に言えば、この3つを準備すれば、退職はぐっと現実的になります。特に「お金の準備」は、不安をいちばん和らげてくれました。

※この「生活防衛資金」や家計の整え方は、私にとって退職の土台になった部分なので、別の記事でくわしく書く予定です。

おわりに

教員の退職手続きは、項目こそ多いですが、ほとんどは事務の先生が助けてくれます。身構えすぎなくて大丈夫。

一番大事なのは、手続きよりも「辞めたあと、どう生きるか」を自分で描けること。そして「お金」と「戻れる道」という安心材料を準備すること。

私は2025年3月、円満に退職しました。あなたの一歩も、きっと大丈夫です。

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